2019年04月30日 (火) | 編集 |

働く人、それがお父さん。
しかし、現代では父親の子育て参加が必要と言われています。
そして、その様な優しいお父様方に出会うことも多い時代です。
それなのに「父親としてもっと子育てしてほしい」
「何もしてくれない」など、
以前に比べれば協力的になった男性の感想を、このように聞くこともあります。
お母さんは赤ちゃんが生まれる10ヶ月前から母親になっています。
赤ちゃんを体内で育んだ時間があります。
しかし、男性にはそれがありません。
もちろん胎動も味わったこともありません。
それを忘れないようにしてあげてください。
男性と女性は大きく違うのです。
父親になるには、少し時間が必要です。
少しずつどうして欲しいかを伝えていくことが必要だと思います。
具体的に何を求めているかを
言葉にして伝えていきましょう。

母親は生まれながらに母性を持っています。
それはよく幼児の女の子と男の子を見ていても感じます。
女の子は小さな子が泣いていると、ティッシュを差し出したり、
頭をなでるなどの行動がよく見られます。
男の子は、泣いているおともだちにどうしてあげられいいか
わからずオロオロしてしまいます。
性によってそれほど違うのです。でも、違うからよいのではないでしょうか?
父親は、赤ちゃんが幼児へ、そして学童へと成長していく中で、
少しずつ役割のウエイトが増えていくように思います。
厳しさを表現してもらい、その家のルールをお子様に伝えたり、
約束を守らせてもらうことも多くなるように思います。
父親の”威厳”で抑えてしまわなければ終わらないことが
子供が大きくなるにつれて出てくるように思います。
性が違うように、家庭での役割が違うと考えてください。
役割と協力は心の持ち様と捉え方でずいぶん変わってきます。
「ありがとう」「助かった」と言葉にして感謝を表しましょう。
「おとうさん」の存在はこどもが成長していくごとに
大きなものへと変わっていくのです。
三浦元美

| ホーム |